見延 和靖Minobe Kazuyasu
生年月日 | 1987年07月15日 |
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身 長 | 177cm |
血液型 | B型 |
出身地 | 福井県越前市 |
所 属 | NEXUS FENCING CLUB |
マネジメント | SPOTRS BIZ |
7種の神器
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マジックハンド
リオ五輪終了後、フェンシングの技術を更に高めることを求め、出会ったのがマジックハンド。フェンシングは、指先での剣の操作と手元から約1m先(剣の長さは110cm以下)にある得点をするためのポイントを操ることが重要。その手元操作と距離感に、マッチングしたのがマジックハンド。日常生活でマジックハンドを使用し、物を取る・掴む生活を行っており、遠くの物だけでなく近くの物へも対応することで、フェンシングの接近戦での剣の扱い方にも活かされている。
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フェンシング眼鏡(BENOMI)
フェンシングの競技力向上に向けて、更なる一手として開発されたのが、不使用となったフェンシングのマスクを活用して創られたのがフェンシング眼鏡。付けたブランド名は、「BENOMI」。フェンシングは競技時にマスクをかぶることから、日常の視界とは異なる世界で勝負に臨んでいる。競技を続けて長年が経ち、当然のその視界には慣れてはいるものの、よりマスク越しの世界を日常に取り入れられないか?と考案し、協力を快く引き受けてくれたのが、福井県鯖江市にある眼鏡工場「the WORK」。100余年の歴史がある鯖江の眼鏡産業の歴史と技術を継承し、実直で丁寧なものづくりを心がけ、新しい価値を生み出すスタイルから、このフェンシング眼鏡が誕生しました。日常生活で着用したり、眼鏡越しで試合の動画を見たりすることで、フェンシングの完成をより刺激しています。
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包丁研ぎ
越前市のふるさと観光大使就任時に、地元の伝統工芸である越前打刃物を頂いた事がきっかけで、その贈答品の制作主である髙村刃物製作所を訪問。越前打刃物の持つ緻密さ、精巧さ、打つ職人の技術や魂に魅了され、その場で包丁研ぎを習う。刃を整える包丁研ぎの作業が精神を研ぎ澄まし、刃と向き合うことで精神集中や精神を整えることに繋がると体感し、それ以降、自身の競技生活の中で、合宿・遠征前やシーズンの初めなど、自身の新しい波を創っていくためのスタートとして、包丁を研ぐ時間を定期的に取り入れている。
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トランクルーム(FencingBase)
フェンシングは道具が多く、また数多くの戦歴を残しているため賞状やメダル、副賞を保有し、そして生活用具・衣服などもある。フェンシングはまだまだマイナー競技であり遠征費や合宿費など強化にかけるコストを優先すると、なかなか住環境のスペースにコストはかけられず、多くの物が住環境に溢れてしまう。生活用具・衣服以外にもフェンシングに関連する道具や物に囲まれる住環境は、唯一と言っても過言ではないオフの空間にはふさわしくない。その時に出会ったのが、現スポンサーであるエリアリンクが展開しているハローストレージ(トランクルーム)。サポートを頂けることになり住環境の問題は解消。また、収納だけではなく、そのスペースをFencing Baseと名付け、フェンシングの剣や道具を整備するスペースとしても活用している。剣や道具の整備は世界のどのフェンサーよりも行っていると自負するほど、試合の結果を左右する道具の手入れには余念がない。
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フィットネスマシン(テクノジム)
2020年に未曽有の新型コロナウイルスの影響により、フェンシングの練習環境が一変した。対面での練習が出来ない、トレーニング施設への立ち入りが禁止、自宅での自重トレーニングしかできない状況に陥った。その際に、サポートを快諾頂いたのがテクノジム。オリンピックの選手村に機材を提供し続けるオリンピックスポンサーで、見延もオリンピックや海外遠征の際に慣れ親しんでいる器材のサポートを受けられることになり、自宅にマシンを設置。自宅で、自分時間でトレーニングができる環境が、世界大会での結果に大きくつながったことは言うまでもない。
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オリジナルアロマ
1年の1/3以上は海外で過ごすことが多く、訪れる国も大陸も世界全土に渡る。訪れる場所が違えば、その土地土地独特な匂いや空気がある。そんな、目まぐるしい環境の変化の中で、いかに?日本にいるような・日本と同じ空間を創り、リラックスした状態で試合に臨めるか?を考え、自身の好みの香りを海外へ持っていっていた。しかし、これぞという香りにはまだ出会ったことがなかったが、香りの超感覚体験をつくるプロフェッショナル集団のSCENTMATICが展開する「KAORIUM」に出会い、Chief Sports Officerとして、嗅覚を刺激しアスリートのパフォーマンス最大化を目指すプロジェクト「SPORTS×KAORIUM」をスタート。最高にリラックスできる、個々にパーソナライズされた香りの開発に挑戦し、現在では、世界に一つしかない見延専用のオリジナルアロマを海外転戦には欠かさず携行している。
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国産フェンシングスーツ
Made in JAPANが誇る「ものづくり」の技術。今まで、フェンシングの競技時に着用する試合着=フェンシングスーツは全て海外メーカー製のものしか存在しなかった。そこに、風穴をあけ、国際フェンシング連盟の公認メーカーとしての承認を受け、フェンシングスーツの生産に挑んだのが、株式会社デサント。デサントが誇るものづくりの技術は、今まで体感したことがないほどの着用感であった。フェンシングは全身の動作を激しく行うため、特に手足の動きに影響しないフィットさや着圧、生地の伸縮や機動性が求められるが、この国産フェンシングスーツを纏う事で、どれをとっても今までの海外製では実現しえなかった動作の滑らかさを手に入れることができた。また、国産メーカーつまり日の丸を背負って戦うという想いも持って、試合に臨んでいる。